震災から2年が経過した2013.3.31に避難区域が再編されました。町内の立ち入りが制限されているなか、川村博さんがいち早く農業を始めました。
電気や水道といったインフラも回復していない、除染も始まっていない町内で、井戸を掘り、荒れ果てた農地を開墾し、作物の実証栽培を始めました。
放射性物質が作物から検出されたこともあり、風評の少ない花の栽培にも着手しました。
2015.9月の関東・東北豪雨では、農地が水没し、数百羽の鶏が全滅するという出来事にも見舞われてしまいました。
そんな中、素人から始めた花き栽培でしたが、2017年にはフラワーオークションジャパンオブ・ザ・イヤーの優秀賞を受賞するまでになりました。
その川村さんとともに、震災前に花き栽培をしていた小野田さん、荒川さん、非農家だった鈴木さん、菅野さんらが浪江町花卉研究会に参加し、花き・花木の高品質栽培に取り組んでいます。
また、川村賢治さん、高田さん、渡瀬さんなど若い世代の花農家さん、さらには恒栄電設さんなど、企業からの新規就農も増えています。
全国に118店舗を展開するフラワーショップ「Aoyama Flower Market(青山フラワーマーケット)。浪江町 花木農家 小野田ファームの圃場視察〜収穫体験が行われ、様々な意見交換が行われました。小野田ファーム 小野田浩宗さんは「首都圏における花木のニーズやトレンド、また実際にショップで求められる大きさ長さ品質など様々なヒアリングが出来て有意義な時間でした」と語りました。
いま、花市場では様々な形式の取引が始まっています。オークネット様などのITを利活用した取引に今後どう対応していくかも産地の課題です。今回は世界第3位の大田花き市場や高級志向で知られる世田谷花き市場など、さまざまな特徴を持つ市場の視察を通じて、浪江町が花産地として今後、どう取り組むかを小野田ファームさんの視察を通じてご紹介します!
「自信を持って市場の人間が花屋さんにすすめられる!」と語っていただいたのは、東日本板橋花き 今田優作様。東京都中央卸売市場 板橋市場で花の生産者とお花屋さんを結ぶ卸売業者として厳しい選別眼をお持ちです。その今田様が、「業界内では、浪江町はすでに花の注目の産地となっている」と言う浪江町。さらに、これから期待する事など貴重なご意見をたくさんいただきました。ぜひご覧くださいね。
浪江町の花木農家 小野田ファームさんの首都圏視察に密着。今では、国内有数の大手フラワーショップ「青山フラワーマーケット様」と「株式会社 日比谷花壇様」にも採用されるまでになった、浪江町の花農家さんの商品。その品質や今後の浪江町の花作りに期待する事などを、厳しい首都圏のバイヤー目線で語っていただきました。さて浪江町の花作りの評価はいかに!?どうぞご覧ください。
高品質のトルコギキョウを作ることで有名な浪江町花農家 Jin ふる〜るさん。2023年今年の抱負をうかがいました!
収穫の秋を迎えている浪江町。今年に入ってからも東京農業大学の学生による様々な農業研修や農業インターンが続けられてきました。何度も浪江町に足を運んでくれた若い学生たち。収穫を無事迎えるにあたり彼らの協力もありました。そんな彼らの活動と浪江町への思いを動画で紹介していきます。
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浪江町で花木栽培をはじめてから4年目。小野田浩宗さん、留美さんに「花木栽培のこれからと、浪江町で出来る農業、そして小野田ファームの目指すもの」についてインタビューしました。浪江でできる農業を実践し提案したい。そんな小野田浩宗さん、留美さんの思いを、ぜひご覧ください。
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