東京農大生、浪江町でガンガン活動中!
10月28日~31日にかけて、「農業の担い手育成」を目的とした取り組みの一環として東京農業大学の学生さんが浪江町を訪れ、エゴマの収穫や鳥獣害対策のフェンスの設置、タマネギの定植などの実習体験を行いました!
エゴマの収穫については、川添や藤橋地区でエゴマを栽培している石井絹江さんと和泉亘さんの指導のもと、藤橋地区で実施されました。
一度機械で収穫したほ場で、もう一度”人の手で”枝を叩いてエゴマの実を落としていきます。この作業を行うことで、通常地面に落ちてしまうエゴマの実を収穫することができます。
東京農大のツナギを着て作業する学生さん 石井さんから上手に落とすコツを教わります
叩いて落とした実をふるいにかけて、余計なものを取り除きます 収穫されたエゴマの実
一方で、立野地区のタマネギ畑では鳥獣害用フェンスの設置作業を町の職員と一緒に行いました。
浪江町では震災・原子力災害からの営農再開後、イノシシやサル、トリ等による農作物への被害が深刻な問題となっています。そのため、浪江町ではそういった被害を受ける農家の皆さんを対象にフェンスの設置や追い払い用の花火の提供などを行っています。
この日作業した立野地区でも被害が問題となっており、今回のほ場では通常のフェンスの上にサルが乗り越えられないよう電気柵を取り付けるといった二重の対策を行いました。作業時間の都合上、学生さんはこの日電気柵の設置まではできませんでしたが、作業の最中、職員や地元の農家さんから様々なお話を聞けたということで、充実した時間を過ごせたようでした。
30日・31日にはタマネギの定植実習が行われました。
”浪江町タマネギ生産組合”の松本組合長、西内さんにご協力いただき、4名の学生さんが参加して広大なタマネギ畑で作業を行いました。
今回の一連の実習では、総勢20名以上の学生さんが町に訪れました!
別の記事でも言いましたが、今後もたくさんの学生さんに浪江町に訪れてもらい、復興・発展が進む町の様子を直に感じてもらいながら、様々な活動を通して浪江町の農業のために一緒に歩みを進めていきます!!
以前の視察の様子はこちら ↓↓